東京鴨治床山株式会社 床山よもやま話
東京鴨治床山株式会社 床山よもやま話

床山よもやま話

あまり知られることのない歌舞伎や日本舞踊の床山。 床山は、かつらを結うのはもちろんのこと、歌舞伎に従事し、舞台の進行とともに各役者の鬘の掛け外し、興行間の鬘の手入れを行い、役者さんたちが気持ちよく舞台をつとめられるように …

双蝶々曲輪日記 角力場 濡髪のかつら

image8 (2_2)今回は、3月歌舞伎座の演目、双蝶々曲輪日記の角力場で使用する濡髪(関取の名前)の頭が出来るまでを紹介します。 【1】まずはザンバラの状態   【2】髱(襟足)には大量の毛屑(トップ)を入れます。   …

「弁天小僧菊之助」のかつら

先月、市川海老蔵さんが「弁天小僧菊之助」を演じられました。 写真は成田屋系の結綿ですが、この役の髪型は演じる役者さんによって二通りあり、尾上菊五郎さんなど音羽屋系の方(かた)は文金という髪型でなさいます。 くす玉という丸 …

インターネットラジオに出演

20141007_01 インターネットラジオ局「ソラトニワ銀座ラジオ」の「ドクトル・コバの銀座の奥義」という番組に、当社副社長 鴨治忠司が出演いたしました。床山についてみなさんに知っていただく機会がなかなかないので、今回ラジオに出演させて頂け …

研ぎ出しと櫛目

油付櫛目の細みより2_small立ち役の鬘には、油付と袋付があります。袋付は櫛で結い上げた鬘です。油付は後頭部の部分を、固い油で少しずつ毛を固めながら髷の形に拵え(こしらえ)上げたものです。この髷は床山が作るもので鬘の後頭部として使います。 この油付も …

「口舌道成寺」の傾城

u_mizuki20140216_03平成26年2月16日国立大劇場 第57回日本舞踊協会公演「口舌道成寺」の傾城、を踊られた水木佑歌さんです。 細い立兵庫で、鬢を思い切りあげて浮世絵の傾城の雰囲気を出してみました。 【文:那須正利】

【文化庁長官表彰】受彰

弊社社長 鴨治欽吾が「平成二十五年度文化庁長官表彰」を受彰いたしました。 永年にわたり、歌舞伎床山として活躍し、伝統的技術の伝承に尽力するとともに、 後進の育成にも努めるなど、重要無形文化財「歌舞伎」の保存・伝承に寄与し …

錣(しころ)の下げ髪

「忠臣蔵、大序」顔世御前錣とは兜の両脇にあるひらひらした部分です。 江戸時代の役者は、鬘師に鬘(かつら)を作らせて自分で保管していました。女形の鬘は結い上げる形のものが多かったので、この結い上げる鬘を利用して錣に似た別物の長い毛をつけて下げ髪に …

第54回慶應大歌舞伎

IMG_0409少し時間が経ってしまいましたが・・・ 11月23日「慶應義塾大学歌舞伎研究会発表会」(第54回慶應大歌舞伎)の床山を当社で担当させて頂きました。 事務の私にとって毎年の楽しみなので、今年も見に伺うことができてとても嬉しか …

片はずしについて

katahazushi_iwafuji片はずしは御殿女中の代表的は髪型です。元禄以前の御殿女中は下げ髪でしたが、束ねた下げ髪では、何かと用事をする上で勝手が悪く、その下げ髪を笄(こうがい)で止めた形がこの片はずしで、笄を抜くとすぐに下げ髪になる髪型です。江戸 …

歌舞伎とかつら(3)

アミのかつら江戸時代の鬘(かつら)は、役者がかつら師に注文を出し、自前で役者が持っていました。床山が歌舞伎の座組に現れるのは、はっきりしたことは分かりませんが江戸後期からで、今のような鬘が確立されたのは明治後期から大正時代です。 名 …

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