東京鴨治床山株式会社 床山よもやま話
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鴨治床山

鴨治虎尾「歌舞伎床山芸談」第10回

(イントロダクション)今回はかつらの材料となる毛の話です。人毛の他にも熊やヤクといった動物の毛や絹糸等が古くから使われています。それは人毛を節約するためではなく、舞台効果や役の性根を現すために、人毛より優れている場合があ …

鴨治虎尾「歌舞伎床山芸談」第9回

(イントロダクション)床山の仕事において何を良しとするかは、担当している俳優さんのお好みや、床山本人の役に対する解釈のみならず、時間の制限、運搬状況等々様々な要素があると思います。それでも、本文中に「お前の仕事はどうも一 …

鴨治虎尾「歌舞伎床山芸談」第8回

(イントロダクション)写真は本文中に出てくる「相撲 雲州髷(うんしゅうまげ)」の代表的な物の一つ、「双蝶々曲輪日記」濡髪長五郎。雲州髷という名前は「松江藩お抱えの雲州力士から」「温州蜜柑(うんしゅうみかん)の形に似ている …

鴨治虎尾「歌舞伎床山芸談」第7回

(イントロダクション)「立役の頭は、女形に比べて地味な印象の物もあるかもしれませんが、色々な為所(しどころ)があります。今回はその中でも特に袋付(ふくろつき)についての話です。写真は本文中に出てくる「鞘当(さやあて)」 …

すっぽりの話

 私はかつらの中で「すっぽり」という毛のない部分もかつらにしてしまう発想が凄いなと思います。 すっぽりは、角(すみ)が入れば「夏祭」団七のような強い男になり、角を甘くすれば「乗合船」の才造のような田舎者にもなります。また …

鴨治虎尾「歌舞伎床山芸談」第6回

「鬘(かつら)を単なる道具として見るのではなく、むしろ生きた人格につながるものとして尊重するこの道の作法精神」をもって後進を育てた利三郎師匠と、「持つて行くだけの力があるかどうかの一事につきるわけです」と思う弟子。決まり …

鴨治虎尾「歌舞伎床山芸談」第5回

弊社ホームページにて少しずつ更新してまいりました鴨治虎尾「歌舞伎床山芸談」も今回で(一)の最後の章になります。(とは言え全部で(十)まであるので他のトピックの合間に気長に更新する予定です。)「教(おそ)はるより自得せよと …

毛の種類

かつらの毛は、80%が人毛です。日本では今は長い髪を伸ばしている人はいませんから、中国から輸入です。 毛は腐らないので今使っている毛はいつの時代の毛かわかりません。 中国も急激な発展を遂げ毛の値段が昔よりずいぶん上がって …

「歌舞伎床山芸談」第4回

(十五代目)市村羽左衛門丈に「夜叉王」と言われていた師匠に、十一歳で弟子入りした当初の生活について。 今とは時間の感覚が全く違うように思います。それでもどこかほのぼのとした雰囲気があります。 【総務:鴨治】 歌舞伎床山芸 …

「歌舞伎床山芸談」第3回

歌舞伎床山芸談第三回今回は「虎」が「生涯の修業をつむことになった」経緯についてです。「何の考へもなく」「『おれのところに一人よこせ』というふ申し入れがあり…引き取られて」…といった流れでたまたま堀越利三郎師の弟子になります。本人の意思と全く …

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