11月23日「慶應義塾大学歌舞伎研究会発表会」(第54回慶應大歌舞伎)の床山を当社で担当させて頂きました。
事務の私にとって毎年の楽しみなので、今年も見に伺うことができてとても嬉しかったです。
出し物は「雪暮夜入谷畦道」入谷村蕎麦屋の場と大口屋寮の場。
蕎麦屋の場は素で、寮の場は衣裳・鬘を付けての本格的な物です。
直次郎と丑松を演じていたのは女性!!
清元 志佐雄太夫連中の皆様も本当に素晴らしく、歌舞伎はミュージカルだということを再認識しました。
公演前の研究発表では、十五代目市村羽左衛門丈の凄い直次郎の姿を見せて頂きました。
床山は先代鴨治虎尾の師匠、堀越利三郎師です。
伝統を伝える為の戦いを見せて頂き、胸が熱くなりました。
私達も頑張ります。
【文:鴨治和美】