現場の仕事の様子や現在考えていることを先輩社員に聞いてみました。
歌舞伎は古典芸能といわれる一方で、若者達の人気を博している劇団大人計画や新感線などの脚本家が歌舞伎の狂言を書いたり、歌舞伎役者を演出したりして、私達と同世代の人が新しい歌舞伎を作り出しています。このように伝統と新鋭を併せ持つ歌舞伎の世界での床山の役割を紹介してみましょう。
日本舞踊もまた日本の素晴らしい伝統文化の一つです。
自分はまだこの仕事に携わって短いので深くはかたれませんが、同じ演目であっても流派やお師匠さんによって変わる鬘の型や飾り、踊る人の年齢や体格によって変わる結い方の違いなど、覚えなくてはならないことが多いです。
大変ですが、それらが上手くいってお客様が喜んでくれたときはうれしいし、達成感があります。
やはり舞踊のお客様はその踊りの会(発表会)を本当に楽しみに、その一日に向かってお稽古してきたと思います。
なのでこちらも絶対に失敗できない、絶対に喜んでもらえる鬘を結えるよう努力していきたいと思います。